「なろう小説」を初投稿する前に準備したこと【サキュバス×タンクの最強戦術】

2019年5月18日

 先日、「サキュバス×タンクの最強戦術」というタイトルの作品を、WEB小説サイト「小説家になろう」に投稿しました。

「なろう小説」らしく、異世界ものです!

 下に、簡単なあらすじを載せときます。

 異世界で行われた召喚の術式に介入し、自身を異世界に召喚させることに成功した異能の少年。そこで出会ったサキュバス少女に『タンク適正』を認められ、互いに協力することに。
 少年と少女が、それぞれの目的を達するために『最強戦術』で困難に立ち向かう。サキュバス×タンクストーリー。(→小説情報ページ

「小説家になろう」には、アクセス解析を見れるページが提供されてるんですが、投稿から5日が経過した今、ほとんどアクセスがなくなってしまいました!

 最もアクセスが多かったのが、投稿直後の1時間で20PV(ページビュー)ほどでした。(この辺、詳しくはこちらで記事にしてます。→『「サキュバス×タンクの最強戦術 #01」のアクセス解析』)

 まあ、まだ1話だけの掲載ですし……。これからこれから!

 さて、この記事では実際に私が「なろう小説」を投稿する前に実行したことをまとめております。
 これから投稿しようと考えている方や、単に「なろう小説」に興味のある方の参考になれば私は幸せ!

描きたかったのは「異世界×異能バトル」

 どうせなら異世界! どうせなら異能バトル!
 てな感じで、ここは迷う時間ゼロで進めました。

異世界もの

「なろう小説」に自分も挑戦してみたいな~。と思ったときから、出てくるアイデアは異世界ものばっかりでした。

 より正確には、「なろう系」アニメをよく目にするようになった時に、自分ならどう展開させるかなー?と考えるようになったので、アイデア自体が「異世界もの」に偏ったのだと思います。

異能バトル

 これは単純に大好きだからです! 特に好きなのは「HUNTER×HUNTER」です! 子供の頃から大好きで、マンガを全然買わなくなった今も、「HUNTER×HUNTER」の単行本だけは買ってますね。

 ジョジョのスタンドバトルも好きですし、ラノベなら「東京レイヴンズ」が最高です!

「東京レイヴンズ」は異能バトルとしても楽しいし、展開自体が最高におもしろいのでオススメです。

 ちょっと話が逸れましたが、自分で書くにしても、好きなものの方が“良さ”を引き出せると思うので、アッサリと「異能バトルもの」を描くことにしました。

「人称」は、「三人称視点」に設定しました

 ここも特に迷わなかったですね。
 なぜなら、読んだことのあるラノベ、小説が三人称ばかりだったので、むしろ一人称とか書ける気がしなかったのです……。

「なろう小説」では一人称が人気?

「なろう小説」に挑戦したいと思ってから、いくつかの作品に触れましたが、私が読んだものは全て一人称でしたね。

 これはちょっとビビりました。これ、自分でも書けるやろか……、と。

 一人称を読んでて一番「いいなぁ」と思ったのは、主人公による胸中ツッコミ(地の文でのツッコミ)ですね! 共感しやすい「一人称」からの胸中ツッコミで、つい笑ってしまいます。
 実際に読んでみるまでこの「一人称の強み」は知りませんでした。

 三人称でも胸中ツッコミはできるでしょうが、一人称ほどのスピード感とキレ味は出ないように思います。

三人称の作品は少ないが挑戦してみる!

 探せば人気の「なろう小説」の中にも三人称の作品はありますよね。
 私はそれを見て覚悟を決めました。やっぱり自分も三人称で行こう、と。

 とは言え、一人称の胸中ツッコミも捨てがたい……。
 そこで採用したのが「ハンターハンター」式のモノローグ挿入です。

モノローグの処理

 漫画も「なろう小説」の一人称作品も、モノローグ処理が簡単ですよね。
 読むにしても直感的で、感情移入が途切れません。

ハンターハンターの特殊モノローグ

「ハンターハンター」は漫画ですし、モノローグは吹き出しで簡単に表現できます。
 でもこの作品、漫画の通常モノローグの他に、特殊な表現をしてる部分がありますよね。

 会話文の中に( )でモノローグも挿入しちゃうという使い方です。

 小説で再現すると、“「○○××△△(ウソだけど)」”こんな感じになります。

三人称視点と丸括弧モノローグの組み合わせ

 上記からヒントを得て、三人称視点と丸括弧モノローグの組み合わせで「なろう小説」を書いてみることにしました!

 これなら会話文の中にもモノローグを挿入できますし、もちろん独立しても使えるはず!
 一人称作品ほどのキレは出ないにしても、胸中ツッコミを簡単に表現できそうです!

 是非、読んでみて感想をください! わかりにくければ失敗です……。

 以上、「なろう小説」への初挑戦記事でしたー!