WordPressでブログを開設する手順【SEO+収益化編】
ブログ開設から、記事作成ターンまでの手順を時系列順にまとめました!
実体験を振り返りつつ、最適と思われる順番に並べ替えてあります。
同様の記事はネット上に山ほどありますが、どれも簡略化したもののように思います。
私の感覚では、ここで紹介する手順こそ最低限に必要なものであり、これ以上は削るべきではないとすら感じます。
この手順は、SEO対策やネット広告(アフィリエイト)での収益化を見据えた項目も含んでいますので、不要な方はその部分を飛ばしてくださいね。
各項目の解説をするとハチャメチャに長くなってしまうので、ここでは簡単に紹介する程度になっております! ご了承くださーい!
是非、この記事をブログ作成時のチェック項目としてお使いください!
ブログ開設
ブログは、「サーバー+ドメイン+WordPress」で作れます。
わかってるよ~、って方はガンガン読み飛ばしてください。
レンタルサーバー提供会社と契約
まずはサーバーのレンタルですね!
ポイントは、「無料独自SSL」ですね。
性能を重視したい方は「mixhost」、サイトの安定性が大事!って方は「エックスサーバー」向きです。
私はエックスサーバーにしました。
安定性もそうですが、なにより私がブログを始めようとしたとき、「ドメイン1つ無料」というキャンペーンをやってたからです! ありがとー!
ドメインを取得
私はドメインをキャンペーンで手に入れたのですが、普通に取得する場合、「お名前.com」がおすすめです。なにより安いですからね。
サーバーとドメインを紐付ける
レンタルサーバーでの設定とドメイン側からの設定により両者を紐付ければ、いよいよブログ開設の準備が整います。
WordPressをインストール
WordPressとは、ブログやサイトを作成するためのソフトです。
これがあればコードが書けなくても、それっぽいデザインのサイトが作れますし、記事の投稿やその管理も簡単になります。
つまりサイト作成の総合アシストソフト、みたいな感じですね。
注意点(ユーザー名の設定)
インストールする前に注意点があります!
それは「ユーザー名」です。
WordPressをインストールした後、このユーザー名とパスワードでWordPressの管理画面にログインし、サイトを作成する、という流れなのですが、このユーザー名、丸見え状態なんです!(仕様です)
ですので、バレてることを前提として「自分にとって意味のある文字列」は避けましょう。
インストールが完了しても、反映に時間がかかる場合があります
私の場合は約20分で反映されましたが、それまでは「404 File Not Found」と表示され、「えっ?えっ?」と少しパニクりました。
調べたら、反映に時間がかかることがある、ということが分かって一安心しました。
最初にやっておきたいセキュリティ設定
ブログ開設からの流れで、ここまでは一息にやりたいですね。
特に今の状態は「ユーザー名」が丸見えな上、ログインページのアドレスもデフォルトでバレバレだからです。
ブログの「https化」(常時SSL化)
こちらはサイト利用者へのセキュリティ配慮、って感じなのですが、Googleが推奨しているので、必須と言えるでしょう。
まずはサーバー側で「https化」設定
「https化」には、サーバー側での設定とWordPressでの設定が必要です。
ご自身が契約されているレンタルサーバーの管理画面にログインして設定しましょう。
次にWordPressで「https化」設定
WordPressでの設定は簡単です。
「設定」>「一般」ページで、自分のサイトアドレスの「http」の部分を「https」に変えるだけで完了です。
試しに自分のサイトへ「http」からアクセスしてみて「https」に繋がれば成功です。
「XO Security」でユーザー名とログイン画面を隠そう(オススメ項目)
こちらはセキュリティ系のプラグインなので、あくまで推奨としますが、「XO Security」なら前述の、「ユーザー名」バレバレ問題と「ログインページ(アドレス)」バレバレ問題を解消できるのでオススメです。
WordPressの設定
最低限の設定です! サクッといきましょう!
一般設定から3つ
サイトのタイトルとキャッチフレーズ、メイールアドレスを入力します。
キャッチフレーズだけは迷うかも知れませんが、サイトやブログをいろいろ見て回ると「こんな感じか~」と掴めると思います。
パーマリンク設定
これは「投稿名」に設定します。SEO的に有利なのです!
WordPressの「テーマ」をインストール
テーマはかなり迷うかも知れません。
もし「めんどくせぇ!」となる方がいれば、「Luxeritas(ルクセリタス)」がオススメです。
「Luxeritas」は無料で高機能なので、これを使って「物足りない」と感じることがあれば、そこで初めて有料も視野に入れれば良いからです。
使ってみて初めて「欲しい機能」が見えてくることは多々ありますからねー!
デザインにこだわるのは後でいい
テーマをインストールすると、自分のサイトが「もうブログやん」状態になっていると思います。
でも触り始めるのは少し待ってください! 触り始めると時間が吹っ飛びます! キケン!
まずは最速で「最低限のブログ」完成を目指しましょう!
メタ情報とかが表示されていたら消しましょう
とは言え、ちょっとサンプルページを覗いてみてください。
もし「メタ情報」なるものや「投稿者名」など、表示されたくないものがあれば、この時点で非表示に設定しておきましょう。
プラグインを選ぼう!
WordPressにインストールして機能を増やす「プラグイン」。
魅力的なものがいっぱいですが、注意点があります。
前提「プラグインは少ない方がいい」
プラグインは入れれば入れるほど、運営やセキュリティ面でのデメリットが大きくなっていきます。
例を下に列挙します。
・サイトのページ表示が遅くなる。
・虚弱性が生まれるリスクをたくさん抱えることになる。
・プラグイン毎の更新があり、管理が大変。
・サイトに問題があったときに、原因の特定が難しくなる。
などですねー。
特に、「サイトの表示速度」なんかは速いほうが良いに決まってますので、「プラグインは少ない方がいい」となるわけです。
オススメのプラグイン
まず、有名なプラグインたちを簡単に列挙しておきます。
- Google XML Sitemaps――サイトマップを作ってくれる。
- WP Multibyte Patch――文字化けを防止。文字に関するいろいろ。
- Broken Link Checker――リンク切れをチェック。
- XO Security――セキュリティ。
- Redirection――リダイレクト。ページのアドレス変更時とかに。
- Tiny MCE Advanced――文字装飾。
- Contact Form 7――お問い合わせフォーム。
- Loginizer――ブルートフォースアタックを防ぐ。
- Slimstat Analytics――アクセス解析。
- Updraft Plus――サイトのバックアップ。
個人的な感触で言うと、1~3は必須。
4は他のセキュリティプラグインでもいい。
5以下は必要であれば、って感じです!
代替できそうなプラグイン達
上記のプラグイン集ですが、ここで一旦、あなたのレンタルサーバーの「機能一覧」と見比べてみましょう。
「ブルートフォースアタックを防ぐ」とか、「サイトのバックアップ」を取る機能は、もしかしたらサーバー側に既にあるかもしれません。
それから「お問い合わせフォーム」や「アクセス解析」であれば、Googleが提供している、「Googleフォーム」や「Googleアナリティクス」で代替できますね。
「プラグインは少ない方がいい」の前提からすると、サーバーや「Googleのサービス」で代用できるなら、すべきです!
注意点(プラグインのインストール)
最初は最低限にしておきましょう。
なぜなら、プラグインを入れることによってサイトの表示などに不具合が出ることもあり得るからです。
バックアップを取ろう!
最低限のプラグインを入れた今、そろそろバックアップを取っておきましょう!
バックアップは、テーマのカスタマイズ時や、新しくプラグインを入れるときなどに取っておくと安心です。
他にも、WordPress自体やテーマ、プラグインそれぞれのバージョンアップ前に取っておいたりすれば、なにかあっても復元できます。
「FTPソフト」を使ったバックアップ
手動で取るバックアップ方法ですね。
これでバックアップを取ることに慣れれば復元も直感的にできるようになっている筈です。
私はこの方法でバックアップを取っています。
使っているソフトは「FileZilla」です。
プラグイン「BackWPup」や「UpdraftPlus」でバックアップ
ポチポチッと簡単にバックアップが取れる良さがあります。
もちろん自動バックアップも設定できます。
普段は停止しておいて、バックアップを取りたい時にだけ有効化し、ポチポチッ!という使い方もできます。(私も導入しようか検討中)
レンタルサーバーのサービスによるバックアップ
レンタルサーバーによっては、バックアップを無料で自動的に取ってくれる会社もあります。
ちなみに私の使っているエックスサーバーも無料自動バックアップ機能がありますが、注意点として、復元時にお金がかかります!
「もうどうにもならなーい」ってときには利用せざるを得ないですけどね!
Googleアナリティクスに登録しよう
サイトへの訪問者の行動を記録してくれる最も有名な解析サービスです。
記事やサイト自体を改善する際の参考になります。
解析プラグインを入れるよりも安心安定ですね。
サイトの「https化」がお済みであれば「https」で登録しましょう。
Googleアドセンス設置を見越して
Googleアドセンスは、すぐには利用できません。
申請→審査に合格→利用開始、という流れなので、合格するための準備が必要になります。
ここでは申請前の準備において、必須の2つと推奨の3つを紹介します。
必須の2つ
Googleアドセンス審査に合格するための必須項目2つ、「プライバシーポリシーのページ」と「お問い合わせページ」について解説します。
プライバシーポシリーの設置(固定ページ)
いよいよページの作成です!
私が最初に作ったページもプライバシーポリシーでした!
この 「プライバシーポリシー」は、Googleが「必須コンテンツ」と定めている項目です。
プライバシーポリシーは、「記事の投稿」ではなく「固定ページ」から作りましょう。
そして、固定ページの編集画面で、Noindex(ノーインデックス)にチェックを入れておきましょう。
このページはSEO的に価値が低くなりますが、Noindex設定にすることで、サイト自体のSEO価値を下げずに済みます。
内容は、コピペOKなブログから貰ってきて、自分で手を加え、コピペページだと判定されない程度に改変すれば大丈夫です。
「アドセンス プライバシーポリシー」とかで検索して複数から参照すると要点が掴めると思います。
アナリティクスに登録した方はその記述も、Amazonアソシエイトを利用する予定の方も、この際に書いておきましょう。
お問い合わせフォームの作成(固定ページ)
お問い合わせページを作り、お問い合わせフォームを設置します。
前述の「Googleフォーム」を使うと簡単でオススメです。
Noindex設定にしたのを確認して、完成です。
推奨の3要素
こちらは必須ではないものの、実装することで「審査に合格できた!」という声があるので、どうせなら作成してから申請した方が安定、というものです。
ブログを運営していれば通る道なので今のうちに押えておきましょう。
サイトマップの作成と登録【Google Search Console】
まずは、自分のサイトを「Google Search Console」に登録しましょう。
登録には面倒な手順もありますが、登録さえしてしまえばサイトマップの更新が楽々になります。
サイトマップ自体は前述のプラグイン「Google XML Sitemaps」で作れます。
作ったサイトマップのアドレスを「Google Search Console」に登録すれば完了です!
プロフィールの設置(サイドバーでOK)
こちらは、「プロフィールページ」を個別で用意しなくても、サイドバーへの設置で事足りるようです。簡単ですのでサクッと終わらせましょう!
内容に関しては、最低限「ブログの運営者と、どういったブログなのか」については書いておきましょう。
記事の作成(Googleアドセンスに承認されるため)
これは当たり前ですが、記事も当然必要です。
3記事以上が最低ラインだそうですので、最初の目標を3記事作成にして、達成したところで申請してみましょう。
申請は何度でも行えるので、恐れず挑戦しましょー!(私は10記事で申請し、無事通過できました)
最後に
以上が、WordPressでブログを始める際に私が必要だと思うことです。
この後はガンガン記事を作っていきましょう!
私もまだまだブログ勉強中の身ですので、この記事は随時書き直していくつもりです。
これからブログを始めよう!という方の助けになればボクウレシー!